肌のターンオーバー

お肌のターンオーバーって言葉は日常テレビのCMから聞こえてくるようにどこかで聞き覚えはあるのだけれど、何を指しているのか意味がわからないって人は多いのではないでしょうか?
化粧品のキーワードで使われる言葉なので、美容や化粧品に詳しい方はご存じだと思われますが、普段の生活からは必要性がない為にあまり気にならなかった人が大半でしょう。
ここではターンオーバーとニキビとの関連性について詳しく解説したいと思います。

 

お肌の細胞は生まれてから死ぬまで同じ細胞ではない

人が成長過程の上で背が伸びたり、太ったり変化をしていきますよね?身体を構成している細胞は常に生まれては死にを繰り返しながら成長をしていきます。
・・・と同様にして、皮膚の細胞も常に新しい細胞が生まれては排出されを繰り返し、成長していくことになります。

 

ターンオーバーとはその繰り返し行われる組織の増殖と死滅のことを指し、お肌のターンオーバーでは肌細胞の終始一連の循環を示しています。
ターンオーバーによって皮膚の中にある真皮という組織から生まれた肌細胞が代謝活動をしながら皮膚表面へ押し上げられて角質となってバリアー機能として働き、やがて期間を終えた角質は垢となって体外へ流されていく仕組みです。
年齢を重ねるにつれてターンオーバーの働きが鈍りシワやシミ、老化現象が現れてくるのですが、若い人の場合でもターンオーバーが乱れることがあります。

 

ターンオーバーのサイクル

細胞が誕生してから垢となって剥がれ落ちるまで通常は28日周期ですが、先にも述べたよう年を重ねるごとにその周期は鈍り、35日、45日、50日と長くなっていきます。
周期が長くなれば皮膚の防御機能が鈍くなって、紫外線を浴びればシミになりやすく、また肌を持ち上げる働きも弱くなるのでシワもできやすくなるといったことになるのです。

 

ターンオーバーが乱れると・・・

これまでのお話から「それならターンオーバーが早ければ早いほどいいじゃん」となりますが、一概にはそうとは言えません。
ターンオーバーが早くなればそれはまた肌トラブルにも繋がっていきます。大切な事はターンオーバーが正常であることが大事なので勘違いしないように注意しましょう。

 

ターンオーバーが早くなるということは、別の言い方に例えるなら「新陳代謝が早まる」=「健康的だ」ということになりますが、早いサイクルでは生まれた細胞は未成熟のまま皮膚の角質になってしまい、十分なバリアーとしても機能しないことを意味します。
そのような簡単に剥がれやすい角質が構成している皮膚では、傷みやすく乾きやすい肌質へと変貌してしまうことになります。
ターンオーバーは早くても遅くても健康的な肌を築くことができません。正常な状態に「整える」ことが大切だとわかって頂けたと思います。
この「早くなる」「遅くなる」ような正常に保てていないお肌のターンオーバーにある状態が「ターンオーバーが乱れている」ということになり、ニキビに限らず全ての肌トラブルの原因にもなります。